ドラッグストア大手の売上・国内店舗数ランキングTOP5【2025年】

医薬品や化粧品、食品まで幅広く取り扱うドラッグストア。特に大手企業の動向は、就職や転職を検討している方にとって重要な情報です。

本記事では、大手ドラッグストアの売上や店舗数のランキング、各社の特徴をまとめています(2025年5月確認)。業界の情報を得たい方はぜひお役立てください。

ドラッグストアの売上ランキングTOP5

ドラッグストア業界で売上上位を占めるのは、どの企業でしょうか。決算をもとに、売上順位と各社の特徴をご紹介します。

【1位】ウエルシアホールディングス

売上は約1兆2,850億円(2025年2月期)。
ウエルシアホールディングスはイオングループに属する企業です。2025年12月にはツルハホールディングスと経営統合する予定となっています。

【2位】マツキヨココカラ&カンパニー

売上は約1兆616億(2025年3月期)。
2021年、マツモトキヨシホールディングスとココカラファインの経営統合により誕生しました。介護事業やEC・宅配事業なども展開しています。

【3位】ツルハホールディングス

売上は約1兆275億(2024年5月期)。
ツルハホールディングスはツルハドラッグやくすりの福太郎などを展開中です。調剤薬局を併設した店舗の拡大やPB商品の拡充も行なっています。

【4位】コスモス薬品

売上は約9,650億円(2024年5月期)。
コスモス薬品は1973年に創業しました。低価格路線の小商圏型メガドラッグストアに強みを持っています。

【5位】スギホールディングス

売上は約8,780億円(2025年2月期)。
スギホールディングスはスギ薬局を1982年に設立しました。調剤事業のほか、在宅医療なども行なっています。

売上ランキングから、上位5社はいずれも8,000億円を超え、上位3社では1兆円を超えています。

ドラッグストアの国内店舗数ランキングTOP5

企業の売上だけでなく、店舗数(国内)にも注目してみましょう。

【1位】マツキヨココカラ&カンパニー

店舗数は3,464(2024年3月)。
内訳はマツモトキヨシグループが1,904店舗、ココカラファイングループが1,560店舗となっています。

【2位】ウエルシアホールディングス

店舗数は2,812(2024年2月)。
最も店舗が多いのは関東エリアです。

【3位】ツルハホールディングス

店舗数は2,675(2025年4月)。
東北地方を中心に多数の店舗を構えています。

【4位】スギホールディングス

店舗数は2,199(2025年4月)。
関西エリアに多く出店しています。

【5位】コスモス薬品

店舗数は約1,596(2025年4月)。
西日本を中心に出店している点が特徴です。

上位5社の店舗数は1,500を超えており、広いエリア展開を行なっていることがわかります。

まとめ

高齢化や健康志向の高まりなどによって、今後も成長していくことが見込まれているドラッグストア業界。就職や転職の際は、大手企業の動向や戦略なども考慮して企業選定しましょう。

ご自身の目的やビジョンに合った企業を探してみてください。